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呼吸が浅いと気づいた時に、四千年前の民が教えてくれること
呼吸が浅いと気づいた時に、四千年前の民が教えてくれること 瞑想中の「息苦しさ」から解放される、あるラビの視点 呼吸をしようとして、逆に息が詰まる。そんな瞬間は、どなたにもあるもののようです。静かに座り、意識を呼吸に向けようとすればするほど、かえって浅く、速くなっていく感覚。そのもどかしさは、瞑想をする者にとって幾度となく訪れるものなのでしょう。 今から約四千年前、エジプトを脱出したイスラエルの民は、過酷な砂漠の旅を続けていました。灼熱の太陽の下、先行きの見えない不安と、喉を渇かせる乾燥した空気。彼らの呼吸は自然と浅く、速くなっていたことでしょう。そんな中、彼らに与えられた天からの食物、マナ。毎朝、野面に降りるこの白い粒子は、彼らにとってまさに「命の息」そのものでした。 出エジプト記16章4節。 「主はモーセに言われた、『見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日その日の分を集めなさい』」 ここで「パン」と訳されているヘブライ語は「לֶחֶם(レヘム)」ですが、この言葉は単なる食物だけでなく、「食物」「糧」という意

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
3 日前読了時間: 4分
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