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あなたは「岩」に話しかけましたか、それとも打ちましたか──モーセがカナンを目前に阻まれた理由 荒野の旅の終わりに起きた「メリバの水」事件──ラビたちはモーセの胸中に何を読み取ったのか
あなたは「岩」に話しかけましたか、それとも打ちましたか──モーセがカナンを目前に阻まれた理由 荒野の旅の終わりに起きた「メリバの水」事件──ラビたちはモーセの胸中に何を読み取ったのか 該当する箇所は民数記20章1節から13節です。この箇所の重要な鍵は、8節で神がモーセに与えられた「וְדִבַּרְתֶּם(ヴェディバルテム/あなたがたは語りかけよ)」という動詞と、11節でモーセが実際に行った「וַיַּךְ(ヴァヤフ/彼は打った)」という動詞の対比にあります。ヘブライ語で「語りかけよ」を意味する「דבר(ダバル)」は、「言葉によって事を運ぶ」という意味合いを持ちます。この場所は後に「מְרִיבָה(メリバ/争い)」と呼ばれるようになりました。 11世紀フランスで活躍したユダヤ教の偉大な聖書注解者、ラシ(Rabbi Shlomo Yitzchaki)は、モーセが約束の地に入れなかった理由について、極めて明確な見解を示しております。ラシによれば、神はモーセに対して「岩に語りかけよ」と命じられたにもかかわらず、モーセはそれに従わず「岩を打った」ので

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
6 時間前読了時間: 2分
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