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この一節に全てが詰まっていた。「申命記」って何の本?
この一節に全てが詰まっていた。「申命記」って何の本? 最近、僕はある一つの聖句にずっと引き込まれています。 申命記6章4節。 「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。」 この言葉、ユダヤ教では「シェマ」と呼ばれ、最も大切な祈りの一つです。 「シェマ」とはヘブライ語で「聞け」という意味。 ただ音として耳に入れるのではなく、心を澄まして、全身で受け止めよ、という強くて深い呼びかけです。 「主は唯一」というヘブライ語は「アドナイ エハド」。 この「エハド」は、単なる数学的な「一」ではなく、調和した統一性を表す言葉だと言われています。 神はばらばらではなく、すべてを結び合わせ、関係性そのものであるような「一」。 この一節だけで、申命記、いや聖書全体の核心に触れる気がするのです。 僕がこの言葉に込められた重みを感じたのは、それが単なる教えではなく、約束の地を目前にしたモーセが、これから様々な誘惑や困難に直面する民に、何としても伝えたい「命綱」のようなものだったからです。 エジプトでの奇跡も、荒れ野での試練も、すべてはこの「聞く」姿勢と、唯一の神

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
2025年12月21日読了時間: 3分
神が「不倫ダメ」と言った意外な理由~十戒の裏に隠された神はの願い
神が「不倫ダメ」と言った意外な理由~十戒の裏に隠された神はの願い 街を歩けば「不倫」という言葉を目にしない日はありません。 ニュースでも、ドラマでも、そして時には身近な人間関係の中でも。 「なぜダメなのか」 「本当に昔の戒めが現代にも通用するのか」 僕自身、聖書を学び始めた頃は、そんな疑問が頭をよぎりました。 神はなぜ、これほどまでに「不倫」を禁じたのだろう。 単に古い規範を押し付けているだけなのだろうか。 その答えを、僕はモーセ五書、特に十戒の一節をヘブライ語で読み解く中で、少しずつ受け取るようになりました。 今日は、僕なりの気づきを分かち合いたいと思います。 契約を破る行為~ヘブライ語が語る深い意味 出エジプト記20章14節。 十戒の第七戒は、こう記されています。 「姦淫してはならない。」 ヘブライ語原文では、 「לֹא תִּנְאָף(ロー・ティナアフ)」 この「ティナアフ」という動詞は、単に性的な過ちを指すだけではありません。 聖書の文脈では、特に「結婚という神の前での契約(ベリート)を裏切る行為」を意味する強い言葉です。...

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
2025年12月17日読了時間: 3分
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