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神は、なぜ「行け」と言ったのか?アブラハムに隠された人間性の核心
神は、なぜ「行け」と言ったのか?アブラハムに隠された人間性の核心 神に選ばれる人間って、どんな人だと思いますか? 特別な能力を持ったスーパーヒーロー? 何も恐れない完璧な聖人? 僕が創世記を読んでいて、強く感じたのは、そうじゃないかもしれないということです。 神が選んだ最初の人物、アブラハムの物語をひもとくと、そこには意外な「人間らしさ」が浮かび上がってきます。 今日、僕が注目したいのは、彼の人生が大きく動き出した、たった一節です。 創世記12章1節。 神がアブラハム(当時はアブラム)に告げた、あの言葉です。 「主はアブラムに言われた。『あなたはあなたの生まれ故郷、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。』」(創世記12:1) ヘブライ語で「行きなさい」は 「レフ・レハー(לֶךְ-לְךָ)」 です。 この表現、実はとても深いんです。 直訳すると「あなた自身のために、行きなさい」という意味合いを含むと言われます。 神は命令しているだけじゃない。 「あなた自身のための旅だよ」と、個人的で深い呼びかけをしているような響きがあるんです。

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
1月9日読了時間: 3分
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