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ゼレドの川を渡る意味~約束の地への「本当の入り口」はどこにあるのか?
ゼレドの川を渡る意味~約束の地への「本当の入り口」はどこにあるのか? 聖書を読んでいると、細かい地理の違いに「なぜ?」と感じることがありますよね。 先日、読者の方からご指摘をいただき、僕自身もあらためて学び直したことがあります。 実は、約束の地への境界には重要な二つの川があるんです。 ヨルダン川とゼレド川、その決定的な違い 確かに、一般的に「約束の地に入る」と言えば、ヨルダン川を渡る場面を思い浮かべます。 ヨシュア記のクライマックスですからね。 しかし申命記2章13節を見ると、主がこう言われています。 「さあ、立って、ゼレドの川を渡れ。わたしたちはゼレドの川を渡った。」 この「ゼレドの川」を渡ることが、38年ぶりの決定的な一歩だったのです。 ここで、僕は地図を広げてみました。 すると、ゼレド川は死海の東側、現在のヨルダン国内を流れる川で、約束の地の東の境界線の一つでした。 一方、ヨルダン川はその西側、カナンの地そのものへの入り口です。 つまり、ゼレド川を渡るということは、「約束の地の境界地域に入ること」であり、そこからさらに進んでヨルダン川を渡り

石川尚寛(Naohiro Ishikawa)
12月22日読了時間: 3分
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