こんばんは、
絵巻旧約聖書モーセ五書「民数記」第九巻が、
今日、Apple booksでも発売開始となりました。
日本語版は、こちらです。
https://books.apple.com/jp/book/%E7%B5%B5%E5%B7%BB-%E6%97%A7%E7%B4%84%E8%81%96%E6%9B%B8-%E3%83%A2%E3
英語版は、こちらです。
この民数記第九巻マットートの概要は、次のとおりです。
マットートとは、ヘブライ語で、部族の意味だそうです。
Parashat Mattot מַּטּוֹת ― Hebrew for "tribes",(民数記 第30章2節から第32章42節まで)誓願のおきて、ミディアンへの報復、主が怒りを発し荒野を40年のさまよすことになった事件、ガドとルベンの子孫の主の前に渡って戦うことの約束などについて書かれてあります。
最初に、誓願の掟について書かれて、
ガドとルベンの子孫が、自分たちの土地の相続についての要求と、
それに伴う誓いへとつながっていき、
主への誓いの絶対性が伝わってきます。
マナセの子マキルの子としてヤイルという30都市を支配した子孫が出てきます。
ヤイルは、ユダの子ペレツの子のヘズロンと、
マキルの娘との間の子とのことですが、
マナセ族となっているところは興味深いところです。
次の第十巻では、同じ父祖の氏族と結婚することが書かれてあるので、
まだ40年間の彷徨いの中では、父祖が違う結婚もあったことが伺われます。
しかし、ヤイルの名前は、今では都市名としては見つかりません。
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