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執筆者の写真石川尚寛(Naohiro Ishikawa)

世界から戦争がなくなる日(聖書の預言)

旧約聖書の中で、次のように預言されています。

イザヤの預言では、

「神様が紛争を解決し、・・・世界中で、武器を平和の道具に作り直します。」と書かれてあります。

ミカの預言にも、「国と国とはもう争うことなく、戦争は永久に終わるからだ。」と書かれてあります。

この預言を目指して生きていくことが神の意志にそうことではないかと思います。

聖書の預言は、神様の指示であると私は思っています。


イザヤの預言 2:1−22

1 ユダ王国とエルサレムについて、神様からイザヤに別のお告げがありました。 それは次のようなものです。 2 終わりの時代には、だれもが、一度はエルサレムと神の神殿に行ってみたいと思うよ うになります。

世界各地から大ぜいの人が、神様を拝みに詰めかけるのです。

3 そしてだれもが言います。

「さあ、神の山へ登ろう。イスラエルの神様の神殿に行くのだ。そこで神様のおきてを教えていただこう。喜んでお従いしたいものだ。」

その時代になると、世界の支配権はエルサレムへ移ります。

4 神様が国家間の紛争を解決するのです。世界中で、武器を平和の道具に作り直します。

その時になってはじめて、いっさいの戦争は終わりを告げ、いっさいの軍事訓練が不要になるのです。

5 イスラエ ルよ、さあ神様の光の中をともどもに歩き、おきてに従いましょう。

6 神様はあなたがたを捨ててしまわれました。 あなたがたがペリシテ人の習慣になら い、魔術や悪魔礼拝をする東方の外国人を歓迎したからです。 7 イスラエルには金や銀がうなるほどあり、馬や戦車も数知れません。 8 そのうえ国中に偶像があふれています。人間が作った、ただの像を拝んでいるのです。

9 地位の ある人もない人も、だれもが偶像を拝んでいます。こんな罪を、神様は決してお赦しになりません。

10 洞窟にもぐり込み、神様のまばゆいばかりの威光から身を隠しなさい。 11 身のほど知らずの思い上がりが、ぺしゃんこにされる日がきたからです。 たたえられるのはただ神様だけです。

12 その日には、天の軍勢の主は思い上がった者や横柄な者にいどみかかり、ちりの中で土下座させます。

13 レバノンの高くそびえる杉とバシャンの樫の大木は、難なくへし折られ、14 すべての高い山と丘も、15 高い塔と城壁も、16 誇らしげに波を砕く外洋の船と美しく装った内海航路の船も、 その日にはみな、神様の前で無残にこわされてしまいます。17 これでは、人類の栄光も形なしです。人間の誇りは地に落ち、ただ神様だけがたたえられるのです。

18すべての偶像はこわされ、影も形もありません。 19 神様が御座から立ち上がって地を揺るがす時、敵どもはおじ気づき、ご威光を恐れて穴や洞窟にもぐり込みます。

20 その時になってはじめて、金や銀で作った偶像を、もぐらやこうもりに投げ与え、21 あたふたと洞窟に逃げ込むのです。

こうして、崖の 上の岩の裂け目に隠れ、見れば身震いするような神様の御姿と、地を恐怖に落とし込むご威光から、少しでも遠ざかろうとするのです。

22 息のようにはかなく、あわれな人間よ! そんな人間を絶対に信頼してはいけません。


ミカの預言 4:1-13

1 ところが、終わりの日に、シオンは世界で最も有名な山となり、全世界の人にたたえら れ、世界各地から巡礼が訪れる。 2 彼らは互いに言う。

「さあ、行こう。神様の山に登り、イスラエルの神様の神殿を 見よう。 神様は、私たちがどうしたらよいか教えてくださるだろう。そうしたら、そ のとおりにしよう。」

その時には、神様がエルサレムから全世界を支配なさるのだ。

エルサレムから神様の法律が公布され、その教えが示される。

3 神様は諸国の間を仲裁し、遠く離れた強国にも指令を下す。

国国は剣を打ち直して鋤にし、槍を鎌にする。

国と国とはもう争うことなく、戦争は永久に終わるからだ。

世界平和が実現し、軍の学校や訓練場は閉鎖される。

4 だれもが自分の家で、豊かで落ち着いた生活を営むようになる。

脅かすものが何もないからだ。

神様ご自身が、こう約束しておられる。

5 だから、たとい、回りのすべての国が偶像を拝んでも、私たちはいつまでも神様に従おう。

6 その定められた日に、神様は次のようにするとお語りになります。罰せられた者たち、すなわち、病弱な者、足の悪い者、貧しい者を連れ戻し、7 彼らの地で再び強くし、強力な国とし、わたし自身が永久に王となり、シオンの山から支配する。

8 エルサレム、神の国民の見張り塔よ。 おまえの王国と力は、以前のように回復される。

9 だが、今は違う。 おまえたちはおびえて金切り声をあげる。おまえたちを導く王はど こにいるか。

彼は死ぬ。 賢い者たちはどこにいるか。みんないなくなる。 産みの苦しみをしている女のように、苦痛がおまえたちを捕らえて放さない。

10 ああ、シオンの住民よ、激しい苦痛に、身もだえしてうめけ。 おまえたちはこの町を出て、野宿しなければならない。

遠くバビロンへ追放されるからだ。だが、そこで、わたしはおまえたちを救い出し、敵の手から解放しよう。

11 実際、多くの国が集まり、おまえたちの血を求め、おまえたちを滅ぼそうとやっきになっている。

12 だが、彼らはわたしの考えを知らず、わたしのもくろみを理解するよしもない。

神がイスラエルの敵を、脱穀される麦束のように寄せ集める時がくるのだ。 イスラエルに対して、彼らは全く無力だ。

13 シオンの娘よ、さあ、立って麦を打て。 わたしが鉄の角と青銅のひづめをやる。 それで大ぜいの者を踏みつけ、粉々にしろ。

そして、彼らの富を、全世界の支配者である神に、ささげ物としてささげるのだ。

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